損害サービス部門に向いている人の特徴5つ
私は損害サービス部門で15年以上働いていますが、そこで働いているいろんな人をみてきました。
そのなかで私が損害サービス部門に向いていると思った人の特徴を以下に5つ挙げてみました。
- 営業が苦手な人
- 直接お客様と接したい(困っているお客様の力になりたい)人
- 感情のコントロールが上手な人
- 交渉が好きな人
- 聞き上手な人
営業が苦手な人
損害サービス部門は、実際に事故に遭われたお客様の対応をする部署です。
そのため営業と違って、自分から積極的に動かなくても毎日事故報告は入ってきます。
そう、営業しなくても毎日やることがあるのですw
そういった意味では営業が苦手な人は向いています。
直接お客様と接したい(困っているお客様の力になりたい)人
保険会社は保険商品を直接お客様に販売していません。
営業社員は、代理店(車のディーラーや保険だけを扱うプロ代理店など)を通じて保険を販売してもらっています。
直接お客様と接するのは、実際に事故が起こった際に対応する損害サービス部門です。
そのため私たち1人1人が「商品」なんて言われたりもします。
「実際に困っているお客様の力になりたい!」という人は向いています。
感情のコントロールが上手な人
事故対応はトラブルの間に入るようなものなので、対応するお客様によっては暴言を吐かれることもあります。
そういった時に、「仕事、仕事」と割り切って冷静に対応することも必要です。
過去に、新人の後輩(男)がお客様から暴言を吐かれ、イラついた後輩が舌打ちしてさらにクレームに・・・なんて出来事もありましたw
そのため感情コントロールが上手な人は向いています。
交渉が好きな人
車と車の事故の場合、相手がいますので日々交渉をおこないます。
具体的な仕事内容はこちらを参照ください。
日々交渉していると、自分の中で落としどころを決めて、そこで解決するためにはどうしたら良いかなどがわかってきます。
自分の描いたシナリオで解決できたときにやりがいを感じる人もいるでしょう。
また、そうした経験は日常生活で活かせることもあると思います。
そのため交渉が好きな人は向いています。
聞き上手な人
保険会社として伝えるべきことは伝えないといけませんが、まずはお客様の話をしっかり聞く(傾聴する)ことが大切です。
お客様の言い分を聞かずに「これはこうです」と説明しても納得するはずがありません。
感情的になっているお客様でも、話を聞いてもらうことによって心が落ち着いたりもしますからね。
そのため聞き上手な人は向いています。
まとめ
以上、私が思う損害サービス部門に向いている人の特徴5つでした。
もちろん
『全て当てはまらない=向いていない』
ということではありません。
なかには意識してできるようになることもあると思うので、参考になれば幸いです。